ブランド名：セイコー 商品名：キングセイコー １ｓｔモデル 後期型 製造年：１９６３年 ケースサイズ：３５ｍｍ(リューズ除く) 腕周りサイズ：１６～１９ｃｍ ケース素材：１４金張り（１００ミクロン） 風防素材：プラスチック 文字盤：ゴールド ／ＡＤ（アップリケダイヤル）文字盤 ムーブメント：手巻き式 ハック機能なし（２５石） 仕様：非防水 備考：こちらのキングセイコーは、１９６１年に第二精工舎でグランドセイコー（諏訪精工舎＊１９６０年）よりも廉価なモデルとして歩度証明書とハック機能なしで誕生し、１９６４年まで製造されていたキングセイコーの初代モデルです。 当時ではロービートで高精度を出していた時計としても有名でした。 グランドセイコーの２５.０００円に対してキングセイコーは１５.０００で販売されました（１９６１年の大卒公務員の初任給は概ね１２.０００～１３.０００円）。 ゴールドフィールドモデル（金張り）とステンレススチールモデルがあり、こちらはゴールドフィールドのキングセイコーのファーストモデルとなります。 その当時に購入したものを長く所有していた知人からお譲りいただき使用することなくそのまま暗所にて保管しておりました。 リューズの巻き上げ感も非常に軽快で、精度も問題ありません。 ただ、文字盤に数カ所よごれが(画像２枚目参照)、リューズと時計本体上部のかんに凹みがあります(画像６〜７枚目参照)。 裏蓋が接着する部分に緑青が見受けられます（画像１１枚目参照）。 ご留意ください。 その他ご不明な点がごさいましたら気軽にご質問ください。